次の世界的危機にどのように備える?
新型コロナウイルス感染拡大による危機と、感染拡大を抑えるための規制措置は、私たちを驚かせました。近年の歴史におけるその他の出来事とは異なり、このウイルスによって現代社会の問題や弱点が浮き彫りになったのです。
私たちは、公務員が意味のない噂を流したり、不可能に近い解決策を提示する姿を目にしました。また、普通の人々が必要のないものを買い占め、何が起こるか分からないとパニックになる姿も見ました。そして、平常時に戻り、すべてが落ち着けば、大多数の人々はすべてを忘れてしまうでしょう。しかし当然ですが、あなたもその1人になる必要はありません。次に起こる世界的危機に備えることもできます。それがいつ起こるとしても、影響を和らげるために今できることがいくつかあります。ぜひ、チェックしてみてください。
缶詰の用意
まずすべきことの一つとして、たくさんの缶詰をストックすることが挙げられます。極端な量である必要はなく、2週間分を目安にしてください。魚や鶏肉、野菜など、賞味期限が12カ月以上のものを用意します。賞味期限が近づいてきたら、毎日の食事に取り入れて食べることもできます。家族が多ければ多い程、備蓄しておくべき保存食も多くなります。最低でも4週間分を用意し、賞味期限が近づいた保存食を食べることにも慣れておきましょう。味の面では大きな違いはありません。
避難先の確保
大都市に住んでいる人は、森の中のコテージや別の場所にある避難先など、自由に使えるシェルターがあるといいでしょう。緊急時には、都会の交通渋滞や長い行列、パニック状態からいち早く逃れることができます。異変が起きたらすぐに車に乗り込み、缶詰をたっぷり備蓄した安全な場所へと向かうことができます。
ガソリンタンクは満タンに
常に満タン状態にして車を運転する癖を付けましょう。ガソリンスタンドに立ち寄らずに、長距離を走れるかどうかで、緊急時に大きな違いが生まれます。また、スペアタイヤが良好な状態できちんと装備されているか確認しましょう。少なくとも半年に一度は車を点検に出して必要があれば修理し、いざという時に備えましょう。
武器や道具
最後になりますが、武器の所有も検討してください。武器にも道具にもなる優れた代替品がたくさんあります。シャベル、つるはし、ハンマーは最低でも1つは用意しておきたいものです。これらは身を守るだけでなく、さまざまな使い道がある万能な道具です。また、森の中で小さなシェルターを作る方法や、現代の道具を使わずに火を起こす方法なども学んでおきましょう。
地域を知る
自宅や職場からのあらゆる道路や近道を把握しておきましょう。緊急時にはこういった知識が生死を分けることになります。また、自宅から職場までの移動にかかる時間や、交通量が多い日に街の外に出るのにかかる時間も把握しておきましょう。